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子どもがいても散らからない – 北欧テイストのリノベーション | 成功事例インタビュー

子どもがいても散らからない家

子育て中のご家庭では、日々の片付けに追われることが多いものです。特に、まだ小さなお子さんがいる30代の奥様にとって、リビングが散らかりやすく、キッチンの収納も思い通りにいかない悩みは尽きません。そんな悩みを解決するため、今回ご紹介するリノベーション事例では、北欧テイストを取り入れながら、家全体を快適に保つ工夫がされています。

収納の見直しから始まるリノベーション

今回のリノベーションの第一歩は、家の物量を把握することから始まりました。オンラインでスタッフが奥様の家にあるアイテムを調査し、リフォーム後の生活に必要なものを厳選。不要なアイテムや、今後持って行きたくないものを整理しました。

「これまで子どものおもちゃや家電であふれた収納を見て、どこから手をつければいいのか分からず困っていました」と奥様。特にお子さん用の収納ボックスが使いづらかったそうです。そこで、リフォーム後に活用できる収納用品を提案し、無印良品の収納アイテムをフル活用することにしました。

北欧ナチュラルインテリアで心地いい空間に

リノベーションのテーマは、シンプルで落ち着いた北欧ナチュラルインテリア。古いお家をリフォームする中で、心地よい空間作りをめざし、白とグレーを基調としたキッチンや、アートパネルが映える壁などが取り入れられました。特に、キッチンの壁紙や収納家具の色使いにこだわり、統一感のあるデザインに仕上がっています。

「すべてのインテリアを一度に決めなくていい、とアドバイスをもらい、気持ちが楽になりました」と奥様。収納についても、リフォーム後の使い勝手を考えながら一つ一つを無駄なく活用できていると満足しているそうです。

予算を賢く配分して、快適なリビングに

今回のリノベーションでは、すべての家具や収納を新調するわけではなく、既存のアイテムをうまく活かす提案を行いました。オンラインで把握した「収納の工夫」をリスト化し、使えるものは使いまわし、新しく購入するアイテムを最小限に留めました。その結果、予算を無駄にせず、他に回すことができました。

「全部を買い替えるとなると費用が心配でしたが、既存のアイテムを活かす方法を提案してもらえたおかげで、カーテンなどのインテリアに予算を充てることができて、本当に助かりました」と奥様。

子どもがいても片付けやすい収納の工夫

キッチンの収納も、子育てを見据えた設計がされています。キッチンの引き出しの中にはファイルボックスを使って間仕切りを設置し、見た目もすっきり、使いやすさも向上。パントリーにはIKEAのIVARI棚を使い、奥行き30cmのサイズがぴったりフィット。キッチンの壁と調和するよう、棚をグレーに塗装し、デザイン性も兼ね備えた収納に仕上げました。

リビングには、お子さんがおもちゃを片付けやすいように、IKEAの収納ボックスを配置。投げ入れ式のシンプルな構造が、自然にお片付け習慣を促す工夫です。

奥様は「子どもでも簡単にお片付けできるような収納プランは本当に助かります。リビングに物が散らかりにくくなって、気持ち的にもすごく楽になりました」と語ります。

広々としたリビングを確保するための工夫

リビングには、あえてソファは置かないことにしました。お子さんが自由に遊び回れるスペースを確保して、広々としたレイアウトに。家族がのびのびと過ごせる空間になりました。

まとめ

今回ご紹介したリノベーション事例は、子育て世代に最適な工夫が満載です。収納の見直しやインテリアの選び方、既存のアイテムを活かした予算管理など、無理なく快適な空間を作り上げるヒントがたくさん詰まっています。子どもがいても片付けやすく、居心地の良いお家をめざしたい方に、ぜひ参考にしていただきたい成功事例です。