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サウナで寛ぐ女性2

フィンランドに学ぶ、毎日が少し豊かになる住まいのかたち

仕事を終えた夜。
休日の朝。
気の置けない友人が遊びに来た午後。

「今日はサウナに入ろう。」

そんな一言が、日常の中にある暮らしをご存じでしょうか。

日本ではサウナというと、温浴施設へ出かけて楽しむものというイメージがあります。フィンランドでは、サウナは家族の日常に寄り添う、ヒュッゲな生活文化の一部です。

今回は、フィンランドのログハウスメーカー「ホンカ」の日本法人でサウナつき住宅を手がけるシエスタ株式会社・植松俊典さんに、フィンランド流のサウナと自宅にサウナを持つ暮らしの魅力について伺いました。

教えてくれた人

植松 俊典 さん

フィンランドのログハウスブランド「ホンカ」の日本展開に長年携わり、サウナのある住まいづくりを数多く手がけてきた第一人者。フィンランドの暮らしやサウナ文化に精通し、戸建住宅はもちろん、マンションへのサウナ導入についても豊富な知識と実績を持つ。

シエスタ株式会社 https://www.log-siesta.jp/

フィンランドでは、サウナは「生活」の一部

日本人がお風呂に入るように、フィンランドの人々はサウナに入ります。

戸建住宅の多くにはサウナがあり、集合住宅には住民専用の共用サウナがあることも珍しくありません。

サウナは、

  • 一日の疲れを癒す場所
  • 家族とのコミュニケーションの場所
  • 友人をもてなす場所

として愛されています。

昔は家の中で最も清潔な場所だったため、出産をしたり、燻製を作ったりする生活の中心でもありました。

つまりフィンランドでは、「サウナがある家」が特別なのではなく、「サウナがある暮らし」が当たり前なのです。

サウナで寛ぐ女性1

サウナにも、いろいろな種類があります

ひと口にサウナと言っても、そのスタイルは実にさまざまです。

  • 電気で温めるサウナ
  • 薪ストーブを使うサウナ
  • 半日かけて温めるスモークサウナ
  • 湖畔のサウナ小屋
  • サウナコテージ
  • サウナボート
  • ゴンドラサウナ
  • 観覧車サウナ

日本では想像もつかないほど、サウナは暮らしや遊びの中に溶け込んでいます。

シャワールームにサウナ

だからこそ、楽しみ方も人それぞれ。

「〇分入って、水風呂に入って…」

という決まりはありません。

熱めが好きな人もいれば、80℃くらいでゆっくり楽しむ人もいます。

水風呂に入らない人もいます。

自分が心地よいと感じる入り方が、一番の正解なのです。

「ロウリュ」って何?

サウナ好きの方から最近よく耳にする「ロウリュ(Löyly)」。

実はこれこそが、フィンランド式サウナ最大の魅力です。

熱したサウナストーンに水をかけると、

ジュワッ——

という音とともに蒸気が立ち上がります。

この蒸気が室内全体を包み込み、体感温度がゆっくり上がっていきます。

ロウリュ

単純に温度を高くするのではなく、

湿度を上げることで、やわらかく体を温める。

これがロウリュです。

「サウナは熱すぎて苦手…」

という方でも、

80℃前後の比較的やさしい温度でロウリュを楽しむと、

「こんなに気持ちよかったんだ」

と驚かれることが少なくありません。

蒸気の香りを楽しむために、白樺やアロマオイルを取り入れる方もいます。

五感で味わう時間こそ、フィンランドサウナの醍醐味です。

「ととのう」だけではない、サウナ時間

サウナブームで「ととのう」という言葉が広まりました。

もちろん、その爽快感を楽しむ人もたくさんいます。

一方でフィンランドでは、

「ととのうため」

というより、

心を静かにリセットする時間

という感覚のほうが近いそうです。

スマートフォンを置き、

何も考えず、

汗を流し、

深呼吸する。

忙しい毎日の中で、ほんの30分でも自分だけの時間を持てることが、自宅サウナ最大の価値なのかもしれません。

フィンランドのサウナ

植松さん:

「最近は、湘南の海辺に注文住宅を建ててサーフィンを楽しまれる方が増えています。海から上がって我が家のサウナで寛ぐー。とても贅沢な楽しみ方ですね。」

湘南の海でサーフィン

マンションにもサウナはつくれます

「戸建てじゃないと無理ですよね?」

実はそんなことはありません。

最近ではマンション専用のコンパクトサウナも数多く登場しています。

浴室のリフォームとあわせて設置したり、

空き部屋や納戸を活用したり、

限られたスペースでも実現できるケースがあります。

マンションにもサウナを作れる

もちろん、

  • 換気
  • 電気容量
  • 防水
  • 管理規約

など確認すべきポイントはありますが、

「マンションだから無理」

という時代ではなくなっています。

住まいに合わせて最適な方法を考えることができます。

自宅だからこそ、自分らしいサウナ時間を

施設のサウナでは、

混雑していたり、

時間を気にしたり、

周囲へ気を遣ったりすることもあります。

でも、自宅なら違います。

朝起きて10分だけ。

仕事終わりに家族と。

休日は友人を招いて。

音楽を流してもいい。

本を読んでもいい。

好きな香りを楽しんでもいい。

「誰にも合わせなくていい。」

これこそが、自宅サウナの一番の魅力です。

サウナのある住まいを考えてみませんか?

フィンランドの家づくりを長年手がけてきたシエスタ株式会社・植松俊典さんは、住宅とサウナの両方を知り尽くしたプロフェッショナルです。

一般住宅の建設だけでなく、リノベーション、マンションへのサウナ設置についても豊富な知見があります。

「いつかサウナがある暮らしをしてみたい。」

そんな漠然とした想いでも大丈夫。

まずは住まいに合った可能性を相談してみることで、新しい暮らし方が見えてくるかもしれませんね。

インテリア不動産より

住まいは、広さや立地だけで選ぶ時代から、「どんな時間を過ごしたいか」で選ぶ時代へ変わってきています。

サウナのある暮らしも、その一つ。

中古マンションを購入してリノベーションする際に、自分らしいサウナ空間を取り入れるという選択肢も。

毎日帰る家が、心と身体をととのえる場所になる。

そんな住まいづくりを、インテリア不動産は応援しています。

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